数を数えるとき「件」「点」の違いとは

数を数えるときに、「件」「点」を使うことがあります。

「一件」、「一点」といったように使いますが、どのような時に「件」と「点」で数えるのかわかりにくいですね。

今回は、数を数えるときの単位「件」「点」の違いについてお伝えします。

目次

日本での物の数え方

日本では物を数えるとき、「助数詞(じょすうし)」を使います。

助数詞とは、「一匹」の「匹」、「五個」の「個」など、「数」につく漢字のことです。

何を数えるかによって、助数詞がどれになるかが決まります。日本語では、500以上の助数詞があるといわれています。

実際に、助数詞とは何か考えてみましょう。

例えば、鉛筆を数えるときには「一本・二本」といったように「本」を使いますね。「本」は、鉛筆などの細長いものなどに使う助数詞です。

助数詞は、数える物の形や性質などを反映しています。

そのため、「何を数えるか」によって助数詞が変わってくるのです。
    
今回お伝えする、「件」「点」も助数詞です。

「件」とは

「件」(けん)とは、ある物事が、どのくらい起きるかまたは起こったのかの数を表す助数詞です。

「件」で数えるのは、具体的には

  • 事件…(例)窃盗事件6件
  • 事故…(例)交通事故 5件
  • 議案…(例)議案3件
  • 種類の違うものを一つにまとめて数えるとき…(例)土地と建物合わせて6件
    などです。

「件」は、ニュースや新聞、書類などで使われることが多い助数詞です。

「点」とは

「点」(てん)は、物品などの数を数えるときに使う助数詞です。

「点」で数えるのは、

  • 品物の数…(例)並んだ商品10点
  • 展示物の数…(例)絵画6点

などです。
「点」は、店頭や美術館などで、商品や展示物を数える際に使われることが多い助数詞です。

「件」と「点」の違い

「件」と「点」の違いは、

  • 「件」…物事や、事件、事柄がどれだけ起こったか、起こるかを数える
  • 「点」…品物、作品などの数量を数える

例文をあげると、

  • 「今月の交通死亡事故件数は、先月と比べて十件増加している」
  • 「次回の展覧会に、新作を五点出品する」

というように、「件」「点」の使う場面を分けることができます。

「件」と「点」の違い まとめ

助数詞「件」「点」の違いについてお伝えしました。

「件」は、「用件」の熟語があるように、物事の件数を数える際に使い、「点」は、物品を数える際に使います。

「件」は社会的な事柄の数、「点」は物の数と考えるとわかりやすくなります。ぜひ、お伝えした「件」と「点」の違いの見分け方を、参考にしてくださいね。

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