「地震」と「地震動」のちがいとは

2000年代に入り、これまでには想像もしなかったような大きな地震が複数回発生しています。

これまので常識を覆す大きな地震に、改めて自然への驚異を感じ、防災への備えを拡充した方や、自宅などに耐震関連の設備補強を導入した方も多くいらっしゃることでしょう。

今回は「地震」と「地震動」のちがいについてご紹介したいと思います。

目次

「地震」とは

「地震」とは、地下のプレート運動など何らかの原因により地中に蓄積されたひずみが限界に達し、断層が急激に破壊(断層運動)されることを指しています。

「地震」は、「地震波」を発生させ、その「地震波」が地表に到達することで地面が揺れるのです。

「地震動」とは

「地震動」とは、震源から「地震波」が伝わってきた地点での地面や地中の揺れのことを指しています。

「地震」と「地震動」のちがい

「地震」と「地震動」のちがいは何でしょうか。「地震波」の発生源である断層運動を「地震」と呼び、その「地震波」が伝わってきた地点での揺れを「地震動」と呼ぶちがいがあります。

つまり、地面や地中が揺れる根本的な原因となる断層の破壊を「地震」、その「地震」が原因となり生じる揺れが「地震動」となる訳です。シンプルに考えると、「地震」の震源と地震観測地点である地面との距離が遠ければ「地震動」は弱くなり、近ければ「地震動」が強くなる、ということになります。

「地震」の規模が大きくても、震源が地中の奥底であれば揺れである「地震動」は小さく、震源が地面に近ければ「地震動」は大きくなるのです。

また、「地震」の規模を表す指標を「マグニチュード」といい、「地震動」の規模を表す指標を「震度」という、というちがいもあるのです。

「地震」と「地震動」のちがい まとめ

今回は「地震」と「地震動」のちがいについて紹介しました。日本列島の地盤には多くの亀裂が入っており、その亀裂が他の地盤よりも強度が弱く、プレートがぶつかること、強く擦れ合うことで「地震」が発生するのです。

規模の大きな「地震」が発生すると、周期の長いゆっくりとした大きな揺れ=「地震動」が生じます。このような「地震動」を「長周期地震動」と呼び、高層ビルの揺れる周期と共振しやすく、高層ビルが長時間に渡り大きく揺れる場合もありますので、より注意が必要です。

今回ご紹介したような「地震」や「地震動」に関連する情報を知ること、そこで得た情報を思い起こしながら「地震」に関するニュースや報道を見ることで、「地震」への意識が高まること、「地震」への備えが深まることへの契機になれば幸いです。

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